アノマリー検証2026-06-12 公開

メジャーSQは何月が荒れる?——3・6・9・12月のSQ週を61年分で比較

「メジャーSQ週は荒れる」とよく言われますが、3月・6月・9月・12月のSQ週はどれも同じなのでしょうか。当サイトのSQ週アノマリー検証の続編として、メジャーSQ週を月別に分解し、61年分の日経225で比較しました。

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検証方法

結果:6月SQ週だけが唯一マイナス

SQ週週平均リターン勝率日次変動幅
3月SQ週+0.16%52%0.92%
6月SQ週-0.20%46%0.78%
9月SQ週+0.11%51%0.89%
12月SQ週+0.04%56%0.94%
参考:全週平均(n=2,837)+0.11%54%0.87%(全営業日)
メジャーSQ週の月別週リターン(61年)。6月だけが唯一マイナス。
メジャーSQ週の月別週リターン(61年)。6月だけが唯一マイナス。

61年分を月別に並べると、6月SQ週だけが週平均-0.20%・勝率46%と唯一のマイナスでした。3月・9月は全週平均とほぼ同じ、12月は勝率56%とやや高めです。ただし各月n=61と標本が少ないため、この差は参考値にとどまります。

「SQ週は荒れる」は月別に見るとどうか

日次の変動幅で見ると、SQ週は0.78〜0.94%と、全営業日の平均0.87%に対して概ね平均並みでした。12月SQ週(0.94%)がやや大きく、6月SQ週(0.78%)はむしろ小さい。「SQ週=特別に荒れる」というイメージは、月別に分解すると一律には当てはまりません。

結論:警戒するなら「6月の弱さ」と「12月の振れ」

61年の記録から言えるのは、(1)6月SQ週だけが過去マイナス寄りだったこと、(2)変動幅は12月がやや大きく6月が小さかったこと、の2点です。いずれもn=61の少標本で、年ごとのばらつきも大きいため、機械的に売買へ結びつける根拠にはなりません。SQ週そのものの検証は本編記事をご覧ください。

基準日:2026年6月12日。本記事は過去データの傾向を示すもので、将来の値動きを予測・保証するものではなく、投資助言でもありません。アノマリー・相関は時期によって効果が変わります。数字の読み方もあわせてご覧ください。

出典:株価データはYahoo Finance(日経225 ^N225・日次・調整後終値)。SQ日は「第2金曜」ルールで機械特定(祝日順延は考慮せず)

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