市場の俗説・都市伝説を、一次データで検証する
「ペンタゴンのピザが売れると有事」「不況だと口紅が売れる」「大型IPOは天井のサイン」——世界中で語られる、もっともらしい相場の俗説。当サイトはそれをニュースや感覚でなく、一次データで淡々と検証します。効いても効かなくても、そのまま載せます。特別コラムとして随時追加していきます。
否定
「ペンタゴンのピザが売れると有事」
地政学リスク指数×防衛株6銘柄・41年。重工はゼロ近辺、防衛専業でも+0.29止まり。リスクの水準では防衛株は動かなかった。
符号が逆「男性下着指数」と「不況だと口紅が売れる」
グリーンスパンの俗説2つを家計調査26年で実測。下着は景気の体温計ですらなく、口紅はむしろ景気と順相関=伝説と符号が逆。
むしろ逆「大型IPOは天井のサイン」
NTT〜キオクシアの超大型IPO7件の後、日経は12ヶ月で平均+21.6%(普段+6.2%)。下げたのは日本郵政の1件だけ。
日本では別「逆イールドは景気後退の先行指標」
米国名物を日本で37年実測。逆イールドは実質バブル期に一度だけで、海外の名指標も日本に直輸入はできない。
後追い「銘柄名でなく商品名の検索を見ろ」
ユニクロ・ニトリ等のGoogle検索×株。最大ニトリ+0.33で先行例なし、むしろ株が動いてから検索が増える。
否定「猛暑でビール株」
気温でも熱中症搬送者数でも猛暑関連株は動かない二重実証。唯一の例外は伊藤園+0.28。
否定「段ボールが売れればEC株」
段ボール生産×EC・物流8銘柄。製造のレンゴーすら連動せず、当サイトの看板仮説が実測で否定された。
一部だけ「インバウンド株」はどこまで本当か
訪日客×14社。京成・ドンキは効くが直近n=28の短窓、サンリオ等は無関係。ラベルだけの『インバウンド株』は半分外れ。
効かない「月次が出たら先回り」は本当か
ユニクロの公式月次売上×ファストリ株を8年96ヶ月で実測。コロナ除くと同月+0.05でほぼ無相関、月次が株を安定先行する関係もなし。月次は事業の温度計で株の予言装置ではない。